大切なのは「叱る」ことではなく、「伝える」こと!スーパー保育士に聞く「子どものしつけ」

 子育ての悩みでよく話題になる「子どもの叱り方」。ついつい感情的に叱ってしまったり、叱ってもうまく子どもに伝わっていなかったり…。
 編集部が実施したアンケートでは、実に95%のかたが子どもを叱ることが難しいと感じており、中でも叱るときに難しいこととして「感情的になってしまう」という回答が80%にのぼりました。
 どうすれば、子どもに伝わるのでしょうか?
 アンケートでご記入いただいた叱り方の悩みについて、長年保育に携わり、「スーパー保育士」と呼ばれ、現在は子育てに関する研究・執筆・講演活動を行っている原坂一郎さんに、お話をうかがいました。

 子育ての悩みでよく話題になる「子どもの叱り方」。ついつい感情的に叱ってしまったり、叱ってもうまく子どもに伝わっていなかったり…。
 編集部が実施したアンケートでは、実に95%のかたが子どもを叱ることが難しいと感じており、中でも叱るときに難しいこととして「感情的になってしまう」という回答が80%にのぼりました。
 どうすれば、子どもに伝わるのでしょうか?
 アンケートでご記入いただいた叱り方の悩みについて、長年保育に携わり、「スーパー保育士」と呼ばれ、現在は子育てに関する研究・執筆・講演活動を行っている原坂一郎さんに、お話をうかがいました。

叱り方に関するアンケート図

叱るときに難しいこととして「感情的になってしまう」が群を抜いて多い結果に。
※0~5歳のお子さまをおもちのおうちのかた515人を対象にマクロミルで2018年12月下旬にアンケートを実施。

叱るではなく「伝える」が大事。今すぐ効果がでなくても、長い目で見て。

おうちのかたのお悩み

子どもが 2歳半の男の子です。最近ふざけるのが好きで、わざとテーブルに乗ります。高さがあり落ちたらけがをするので、「ここはご飯を食べるところだよ」「乗ってはいけないよ」と真剣に伝えているのですが、聞きません。どう叱ればよいのでしょうか?

(あおあおさん)

原坂さん 2歳半の男の子ならまさにやんちゃ盛り。毎日の子育てが大変だと思います。すぐにふざけることにお悩みのようですが、総じて男の子は幼児時代からおじいさんになるまでふざけるのが大好きです。でも大人は同じふざけるのでも、時と場所を選んでいます。時と場所を選ばずふざけてしまうのが幼児です。特に2・3歳のころは、物事への理解も未熟なうえ、イヤイヤ期も重なり、おうちのかたが一番困る時期です。親は叱ってでも改めさせたいと思うときがあるかもしれませんが、2・3歳の今は、「よくない行動をただちに改めさせるとき」ではなく、「それはよくないということを伝えておく時期」と考えてはいかがでしょうか。

 

 同じ男の子でも、例えば5歳になれば、もうテーブルの上に乗ったりしません。乗らなくなったのは、乗りたいのを我慢しているのではなく、2歳のころからその都度注意をされ、「テーブルの上に乗るのはよくない」ということが頭の中にインプットされているからです。よく「しつけは何歳からすればよいでしょうか?」という質問を受けます。そのとき私は「はい、0歳からです」と答えます。なぜなら、しつけとは「叱ること」ではなく「伝えること」「教えてあげること」だからです。
 だから、お子さんが机の上に乗ったときは、「机の上に乗ったらだめ」「降りなさい」と、ごく普通の言い方で言うだけでいいのです。赤ちゃんでも同じです。もしもおうちのかたの髪をひっぱるくせがあったなら、「しつけはもっと大きくなってから」「叱ってもムダだ」と思わず、堂々と「引っ張ったらだめ」「痛いからやめてね」と伝えましょう。

 

 大切なのは、今すぐ効果が出ると期待しないことです。今、言い続けていると、1年後2年後には必ず、実を結びます。1年後には赤ちゃんは髪を引っ張らなくなるし、息子さんも来年の今ごろはきっともう机の上に乗らなくなります。でもそれは、「伝え続けていけば」の話。何も言わないでいたり、その都度きつく叱ったりしただけでは、来年の今ごろもきっとそのままです。
 「しつけ」とは、してはいけないことを「0歳のころから」「普通の言い方で」、「繰り返し伝えること・教えること」です。それにあとひとつ大切なことがあり、それは「理由を添えて言う」ということです。
 「頭ごなしに叱る」という言葉がありますが、それは「〇〇しなさい」と、理由も言わずただ叱るだけの叱り方です。あおあおさんのように、「食事をするところだから」とか「落ちたらけがをするから」など、短くてもいいのでその理由を添えて言うようにすると、子どもの理解力がつくにつれ、子ども自身がその理由に納得し、改めるようになっていきますので、これからも根気強くやってみてくださいね。

 

―いかがでしたでしょうか?

 

 原坂さんには、しつけにつながる子どもへの伝え方を教えていただきました。毎日の子育ての中でぜひ実践してみてくださいね。

 

 また、お子さんへの伝え方、教え方に困ったら、教材の力を借りるのもオススメです。

 

 〈こどもちゃれんじ〉では、遊びの中で、お友だちの気持ちを考えたり、社会でのルールやマナーを学んだりできるDVDや絵本を教材としてお届けしています。「こういうときはどうすればいいのかな?」を、しまじろうと一緒に考えることで、お子さま自身の考える力を伸ばしながら、実生活に生きる「ルールやマナー、社会性といった力」を身につけていくことができます。

 

 ぜひ一度、〈こどもちゃれんじ〉の教材をご覧ください。

〈こどもちゃれんじ〉はコチラ
https://www2.shimajiro.co.jp/

お話を伺った人

原坂 一郎 さん

KANSAI こども研究所所長。23年間の保育所勤務時代には、どんな子どもも笑顔になるユニークな保育が注目され「スーパー保育士」と呼ばれた。現在は「こどもコンサルタント」として、子どもおよび子育てに関する研究・執筆・講演活動を全国で展開している。

 子育ての悩みでよく話題になる「子どもの叱り方」。ついつい感情的に叱ってしまったり、叱ってもうまく子どもに伝わっていなかったり…。
 編集部が実施したアンケートでは、実に95%のかたが子どもを叱ることが難しいと感じており、中でも叱るときに難しいこととして「感情的になってしまう」という回答が80%にのぼりました。
 どうすれば、子どもに伝わるのでしょうか?
 アンケートでご記入いただいた叱り方の悩みについて、長年保育に携わり、「スーパー保育士」と呼ばれ、現在は子育てに関する研究・執筆・講演活動を行っている原坂一郎さんに、お話をうかがいました。

叱り方に関するアンケート図

叱るときに難しいこととして「感情的になってしまう」が群を抜いて多い結果に。
※0~5歳のお子さまをおもちのおうちのかた515人を対象にマクロミルで2018年12月下旬にアンケートを実施。

叱るではなく「伝える」が大事。今すぐ効果がでなくても、長い目で見て。

おうちのかたのお悩み

子どもが 2歳半の男の子です。最近ふざけるのが好きで、わざとテーブルに乗ります。高さがあり落ちたらけがをするので、「ここはご飯を食べるところだよ」「乗ってはいけないよ」と真剣に伝えているのですが、聞きません。どう叱ればよいのでしょうか?

(あおあおさん)

原坂さん 2歳半の男の子ならまさにやんちゃ盛り。毎日の子育てが大変だと思います。すぐにふざけることにお悩みのようですが、総じて男の子は幼児時代からおじいさんになるまでふざけるのが大好きです。でも大人は同じふざけるのでも、時と場所を選んでいます。時と場所を選ばずふざけてしまうのが幼児です。特に2・3歳のころは、物事への理解も未熟なうえ、イヤイヤ期も重なり、おうちのかたが一番困る時期です。親は叱ってでも改めさせたいと思うときがあるかもしれませんが、2・3歳の今は、「よくない行動をただちに改めさせるとき」ではなく、「それはよくないということを伝えておく時期」と考えてはいかがでしょうか。

 同じ男の子でも、例えば5歳になれば、もうテーブルの上に乗ったりしません。乗らなくなったのは、乗りたいのを我慢しているのではなく、2歳のころからその都度注意をされ、「テーブルの上に乗るのはよくない」ということが頭の中にインプットされているからです。よく「しつけは何歳からすればよいでしょうか?」という質問を受けます。そのとき私は「はい、0歳からです」と答えます。なぜなら、しつけとは「叱ること」ではなく「伝えること」「教えてあげること」だからです。
 だから、お子さんが机の上に乗ったときは、「机の上に乗ったらだめ」「降りなさい」と、ごく普通の言い方で言うだけでいいのです。赤ちゃんでも同じです。もしもおうちのかたの髪をひっぱるくせがあったなら、「しつけはもっと大きくなってから」「叱ってもムダだ」と思わず、堂々と「引っ張ったらだめ」「痛いからやめてね」と伝えましょう。

 大切なのは、今すぐ効果が出ると期待しないことです。今、言い続けていると、1年後2年後には必ず、実を結びます。1年後には赤ちゃんは髪を引っ張らなくなるし、息子さんも来年の今ごろはきっともう机の上に乗らなくなります。でもそれは、「伝え続けていけば」の話。何も言わないでいたり、その都度きつく叱ったりしただけでは、来年の今ごろもきっとそのままです。
 「しつけ」とは、してはいけないことを「0歳のころから」「普通の言い方で」、「繰り返し伝えること・教えること」です。それにあとひとつ大切なことがあり、それは「理由を添えて言う」ということです。
 「頭ごなしに叱る」という言葉がありますが、それは「〇〇しなさい」と、理由も言わずただ叱るだけの叱り方です。あおあおさんのように、「食事をするところだから」とか「落ちたらけがをするから」など、短くてもいいのでその理由を添えて言うようにすると、子どもの理解力がつくにつれ、子ども自身がその理由に納得し、改めるようになっていきますので、これからも根気強くやってみてくださいね。

―いかがでしたでしょうか?

 原坂さんには、しつけにつながる子どもへの伝え方を教えていただきました。毎日の子育ての中でぜひ実践してみてくださいね。

 また、お子さんへの伝え方、教え方に困ったら、教材の力を借りるのもオススメです。

 〈こどもちゃれんじ〉では、遊びの中で、お友だちの気持ちを考えたり、社会でのルールやマナーを学んだりできるDVDや絵本を教材としてお届けしています。「こういうときはどうすればいいのかな?」を、しまじろうと一緒に考えることで、お子さま自身の考える力を伸ばしながら、実生活に生きる「ルールやマナー、社会性といった力」を身につけていくことができます。

 ぜひ一度、〈こどもちゃれんじ〉の教材をご覧ください。

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原坂 一郎 さん

KANSAI こども研究所所長。23年間の保育所勤務時代には、どんな子どもも笑顔になるユニークな保育が注目され「スーパー保育士」と呼ばれた。現在は「こどもコンサルタント」として、子どもおよび子育てに関する研究・執筆・講演活動を全国で展開している。

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